2014年6月6日金曜日

結婚式のBGM 失敗しない選び方 

知っていると便利 BGMについて

私は現在ウェディングプランナーをしていますが、 
約20年間音楽業界で編曲や音楽ディレクターとして、
またブライダルの演奏と音響の会社をしてきました。

披露宴の音楽もドラマのBGMと基本的には同じで
、Liveや映像のシーンと音楽がフィットしていると、
とても大きな感動や喜びを演出する効果があります。

ドラマやビデオのBGMの作り方は幾つかありますが、
BGM のないVTRを見ながら曲を書くところから始める他、
既に出来上がっている曲を
映像に当てはめる作業(MA)などがあります。

またファッションショーなど、ラ
イブ音楽の制作の経験からも、
事前にちょっとしたコツを知っていると、
音響の打ち合わせの時にも役立ち、
思いどおりの雰囲気のご自分の披露宴を作り上げる
ことができるようになると思っています。




BGMで70%も雰囲気が変わる 

極端な基本的な例ですが、
そのシーンを思いう影べながら読むとよく解ると思います。

挙式後フラワーシャワーや、ブーケトスなど、
みんなが万弁の笑顔、
本当に幸せで楽しいそうなVTRがあります。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その場面に、しっとりとした曲、
少し悲しげな曲、 例えばそのシーンに 
「めぐり逢い」(A.ギャニオン) 
「The Rose」(色々なシンガーがが歌っています) 
 「Color of the wind」(ディズニー)などの名曲です
がしっとりとした曲をつけるとどうなるでしょうか?

「昔の幸せ」を思い起こす、
こんな幸せな時もあった、
みたいな感じになってしまいます。 
そのうえ画面も少しスローモーションに
なっているとさらに昔の幸せ 
今はそうではないが強調されてしまいます。

反対に、この同じ映像に乗りの良い、
さわやかな明るいBGM 
「バタフライ」木村カエラ 
「好きにならずにいられない」(ディスコヴァージョン)などを
重ねると、幸せな楽しい思い出が
強調され蘇り、
見ていると何だか幸せな気分になってきます。


楽しい場面には楽しい曲を!

上記のことから楽しいシーンには、楽しいノリの良い曲をつけると、会場雰囲気全部が幸せオーラに包まれ、実際にその場にいるゲストだけでなく、後からこのVTRを見ている人にもリアルに楽しさが伝わってきます。

下記は「バタフライ」 と言う曲です
この曲をかけながらその下の3枚の写真を見てください




 
 

楽しい場面に悲しい曲をつけると?

悲しくなくなります。

曲によってはこっけいな場面にもすることもできます。 
 同じようにロマンティックなシーンを
笑いが出そうなシーンにも変えることもできてしまいます。


下の曲の1曲目
を聴きながら 先程と同じ3枚の写真を見てください。

先程°全く雰囲気が違うことがお分かりになると思います。
(曲は10秒くらいからスタート)






どのような雰囲気の披露宴にしたいか、 
このシーンはどんな雰囲気にしたいかを
決めるて選曲すると旨く行きます

披露宴の曲を使うシーン


 披露宴で曲を使う主なシーンは

①新郎新婦入場 1曲  
通常はイントロから
 Let It Go などの曲はサビメロから
(前半のあまり盛り上がっていないアレンジのサビメロ)もあり

②乾杯     1曲  通常はサビメロから

③ケーキ入刀  1曲   入刀直前まではイントロから(音量小さ目)
入刀直前から おおサビ(最も盛り上がっているところ)カットインで

④新婦中座   1曲 通常イントロから

⑤新郎中座   1曲 通常イントロから

⑥お色直し入場(キャンドル、テーブルラウンド)メインキャンドルも含め人数にもよりますが3~5曲
 通常イントロから、2曲以上使う場合はきょくかんの調整が必要
曲のつなぎをクロスフェイドする方法もありますが、曲間編集した方がやはりきれい 

⑦手紙     1曲

⑧両親へ花束(記念品贈呈) 1曲    通常イントロから
 贈呈の時に盛り上がるように、曲に追っては編集の必要あり


⑨お開き(新郎新婦退場から含めて)4曲程   通常イントロから
  2曲以上使う場合は⑥と同じ要領で
    
 ●合計13~16曲 使用します。  

その他にプロフィール紹介や祝電 もと細かく決めたい方は更に曲数が必要になります。

披露宴の曲を旨く決める方法

選曲はこの方法でないと、ということはないのですが、
失敗しない1つの方法として。

①まずは好きな曲をランダムに明るい曲、
バラード系を混ぜて必要な数をピックアップ
②その曲を種類別に分に、
A明るい系 Bしっとりバラード系など2種類に


全曲選ぶのが大変な場合は、
ここはというシーンの曲を選び、
後は全体的な雰囲気の希望を音響担当者に
伝えお任せしても、考えてくれますので、
気軽に考えたいものです。


各シーンの雰囲気を決めると曲も決まる

①新郎新婦の入場は1曲です。 
このシーンの雰囲気は? 
厳か、それとも最初からワハッピームード盛り上げて。
などそれぞれのシーンの雰囲気を決めます。 

決まったらピックアップした曲から選びますが、
なければ他の曲を新たに考えることもあります。

このようにして 各場面の曲が決まりましたら
全体の流れを再度チェックしてください。

これでほぼ完成です。 続く‥


リンク:
Ideal Wedding   http://beautiful-wedding.net

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